まいてつ
2016/3/25 Lose

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プチ感想

とんでもない鉄オタホイホイのエロゲが爆誕した。ヒロイン全員可愛い。どこまでも丁寧な世界観。 =神ゲー。

舞台概説

調べるまでもなく熊本県人吉市が舞台の中心。Loseらしく舞台密接型で山程ご当地ネタが登場する。
ただし鉄道車両や廃鉱山等人吉に存在しないものは全国規模で分散。現在は2箇所を除けば関東以西なのが救いか。
発売日に何も考えずに青梅鉄道公園に突撃したりコンテナ巡りのついでに川崎重工に寄ったりと少しづつ掘り進めたが、
2018年9月に14日間西日本を巡りつつ人吉に至る超探訪を敢行、2年以上遅ればせながらも巡りきった。


国鉄8620形蒸気機関車-8620(青梅鉄道公園)


 

人吉では現在も8620形58654が現役だが、作中のハチロクは8620。栄光のトップナンバーは青梅鉄道公園に眠る。
発売日に突撃したせいでカットもへったくれもないがどのみち広角足りてない……。

同和鉱業片上鉄道キハ702(片上鉄道保存会)

かつて柵原鉱山用の人員・貨物輸送を担い、1991年に廃線となった同和鉱業片上鉄道片上鉄道線。
だが素晴らしいことに旧吉ヶ原駅周辺の線路を使い古豪の生きる姿を見ることができる。
そんな動態運転会が開催される毎月第一日曜日を狙い、岡山からバス3本を乗り継いだ先へ……

 

 

再走確定

人吉行きの長旅3日目にして早速回収不可パターンを引き死亡。
キハ702は運転会の主力ランナーだったはずだが、推進軸破損により長期休業を余儀なくされていた。
走行する姿はおろか、車内の見学すら中止されており涙を飲む。

写真は黄福柵原駅の奥に留置されている702を吉ヶ原駅側から撮影しているが、配管が無いのでエンドが逆。
また作中では特に説明が無かったが背景CGをよく見ると702の後ろにもう1両いる。



おそらくはこの日の運転車両であったキハ303だろう。
現役の動態気動車で日本最古。(702は2番目)

またこの日は客車の修繕用回送をする関係?で普段は動かないDD13が運転に加わった。
それなりに珍しいことらしいので一応慰めにはなった模様。



鉄道も古豪ならバスも古豪。日野レインボーP-RJ。
吉ヶ原駅と津山駅をノンストップで走る急行バスだが、整理券を貰えれば無料、しかも近隣の女子大生が車掌として乗務する。
車内放送では懇切丁寧にPRJの解説がつく。

岡山の県北はすごいぜ。


島原鉄道廃駅(常光寺前・原城)


山陰を抜け、九州編スタート。まずは長崎の南方へ。
長崎の上から池島→島原→フェリーで熊本がスマートだが何故か開催日のはずの炭鉱見学が行われず……。

長崎→早岐→島原→北岡四つ角バス停

 

まずはゲーム序盤に登場した廃駅。島原鉄道の廃線区間の1駅、常光寺前。
視点は向こう側の線路上からだが……蜘蛛と蜂のパラダイスと化した魔境に突撃するのは無〜理〜。

原城駅までは徒歩。若干距離があるがバスを待つよりは良い。あと道中には世界遺産になった原城跡もあるので寄り道。

 

廃鉱山の駅。
原城の世界遺産化が早ければ別の運命があったのだろうか……。

この後雲仙岳で温泉に浸かり長崎へ帰還。

池島(炭鉱・住居跡)


長崎から再びバスを乗り継いでいく。
池島へ行く船の港は長崎側からは2つ。だが長崎から近い方は天気が悪いと動かない上に10人しか乗れない小舟。
船の便数的にギャンブルも出来ないのでおとなしく大瀬戸港へ向かうが、バスが5分遅れて船に乗り遅れかけた。

島では午前の炭鉱見学ツアーに参加する人が集合していたが、こちらが申し込んだのは午後。
時間までは島内を散策する。

島内は100円で乗れるバス(ワンボックスカー)が走っているので有効利用させてもらい、一気に島の奥、炭鉱時代の住居跡へ。

 

一番奥のバス停から住居跡側に登りほどなくして発見。(茂り具合が違ってて最初見落とした)

 

炭鉱トロッコの出発点。生きた線路を見るだけでもテンションは跳ね上がる。


受付で炭鉱内装備を整え、いざ見学ツアーへ。


 

中で説明を聞きつつも必死で目を凝らす。程なく2回か3回目の説明のときにその光景は現れた。
復路は別の道から戻るためチャンスは1回なので注意。


炭鉱見学そのものがめちゃくちゃ楽しく、炭鉱鉄道の沼にストレートダイブ。
九州には有名な炭鉱跡が多く、寄り道意識が芽生えてしまった。


島からは佐世保行の船で戻り、翌日は佐世保→鳥栖(ななつ星撮影)→鎌瀬(SL人吉撮影)→人吉と移動。
いよいよ最終目的地へ。

人吉(湯前)


駅前の天守閣に泊まったが、まいてつのポスターやらフィギュアやらが置いてあった。
朝から行動もしやすいので当たりの宿だった。早朝のくま鉄に乗り込み湯前へ向かう。


 

 

在線有無のカットのため発車を見送る。
CGでは奥の車止めが無くなっており、ゲーム的には奥が御一夜で手前が終端っぽく描いているが、実際は逆。
もし湯前線が延伸して妻線との接続が叶っていれば違った光景が見れたかもしれないが……(計画だけはあった)
また作中では三角線で折り返すような描写になっていたが、湯前線時代の8620は普通に逆進で牽引している。

人吉(SL関連)

人吉に戻り、運転日のSL人吉を待機。なお。


 

昨年の改修にて手前の小屋が消滅。機関庫をより往時の姿にするために撤去された模様。鉄道ファン心理としては喜ぶべきなんだが……。

 

出発の画面だが、実際には転車台に向けてバク進する所。奥にくま鉄の倉庫があるのが確認できる、がうまく撮れなかった。

 

作中ではナイロだったりストーブだったりする客車だが背景としてはSL人吉の50系がそのままで登場。
機関庫前にて留置中の客車を機関庫の堺から撮るとちょうどこのアングルになる。

 

SL記念館にそのまま置いてある投炭練習機。微妙に変えてあるっぽい?


 

車庫はてっきりくま鉄のがそのまま出てくると思ってたらどっ外した。
どこやこれ。



その後は人吉を散策するがとにかく天気がきつい。一応廻れるところは廻ったが不完全燃焼。
球磨川第四橋梁は意地でも晴れで欲しかったのもあり、予定を1日伸ばしてもう1泊を決定。
折しも湯前に行くときに多良木駅脇に見つけたブルートレインに泊まれることを知り、喜々としてお泊り。

人吉(市街地周辺)

翌朝、ブルートレインたらぎを出た辺りでは曇だったが、くま鉄で人吉に着く頃にすっかり晴れた。
まずは昨日撮ったぶん。


 

 

 

くま鉄3点セット。
御一夜温泉駅からは脇の入替線もJR用のホームもがっつり消えてるが復線大丈夫なんですかね……?


 

 

酒造と町並み。それぞれ人吉では有名な酒蔵と醤油蔵に絡む。


ここから人吉最終日の晴れカット。

まずは川下りを体験しに発船場へ。

 

 

発船場の待合室は2部屋あり、モデルは受付がある部屋とは異なる場所(奥に鳥居が映る)
おそらく繁忙期にならないと使われないのだろう。奥の看板は手間に同じものがちゃんと置かれていた。


 

いざ川下り。直前まで雨だったこともあり、所定50分のコースを30分で進む加速具合。
動画撮るのに夢中になっていたせいでひどいカットだが、とりあえず下る中でそれっぽかったところをチョイス。

現在はミドルコースしか設定がないようだが、おそらく主人公一行が乗った川下りはロングコース準拠と思われる(値段設定と鉄道の下を潜る描写的に)。
震災の影響もあってか球磨川のレジャー系は軒並み規模を縮小されているようだ。

川下りは下船後にはバスで送り戻してくれるので安心。しかも付近を観光する間は荷物を預かってくれるという。

そして震災の影響が最大級に直撃した場所へ。


 

はい。

震災で人吉市役所がダメージを受けたという話は聞いていたが、やはり間に合わなかった。


 

まんまくまぎん。

 

登呂流湯。新温泉などと名前はついているが熊本最大級の古銭湯。
人吉に到着した日の夜に入りに行ったが独特の泉質にレトロ感が合わさりなんとも言えない感覚だった。


 

 

青井阿蘇神社。
拝殿内は祈祷中は入ることができないという看板で塞がっていたが、祈祷どころか宮司の姿も見えない。
合計で5回訪れて毎回塞がっていたので諦め半分で巫女さんに聞いたら軽くOK貰えたので無事撮影。

 

日曜日に行ったら門の意匠について細かく解説してくれる人がいた。
それまいてつで聞いたことある〜!(進研ゼミ並感)

 

鍛冶屋さんはまいてつ尽くしだった。
が、ここにきて初めて鍛冶体験が可能だったことと鍛冶場が別の場所にあることを教えてもらう。
距離はあったが意を決して徒歩で鍛冶場へ。

 

ご挨拶したら「まいてつか!」と返されてしどろもどろに。
この日の朝もまいてつ勢が体験に来ていたようだ。
次来るときは鍛冶体験をちゃんと予定に入れようと決めつつ駆け足で人吉駅に戻る。


人吉(くま川鉄道沿線)




共通編序盤で「福」がつく駅が出てきたが、現状くま鉄に福がつく駅はおかどめ幸福しかない。
(但し湯前線が国鉄だった頃にあった駅ではない……が、他にもくま川鉄道転換後の駅が廃駅として出てきたからまぁ)



作中には線路の背景が2枚(07が写ってるやつと画面奥に高架道路があるやつ)登場するが、どっちもくま鉄上では発見できず。
苦し紛れの1枚。


人吉の最後の目的地である球磨川第四橋梁へ向かうため、川村駅で下車。
川沿いへ出る道を探すが……。

 

えぇ……(困惑)

夏の終わりにまさかトトロごっこすることになるとは思わなかったが、ひたすら進んでなんとかたどり着いた。

 

晴れカットじゃなければ締まらない、球磨川第四橋梁。ガーダー橋であることくらしか共通点はないが……。
(緩いカーブのガーダーだと日豊本線の某撮影地が浮かぶ)
れいなに合わせて1両で来る運用を狙う。
平日日中は基本的に1両だと推測していたが川村に行くときの列車がすでに増結していたので焦った。

ともあれこれにて人吉編終了。

八代駅

 

往路の乗り換えのときに撮ろうと思っていたが土砂降りで辛かったので帰りに。
グランドの背景だしゲーム的の流れとしても正解か。

多分SL人吉も同じところに止まるんだろうけど行程上では2日しか運転日が無いので諦めた。


大牟田でまいてつ次作登場予定の娘に逢いに行ったりしながら北上。
進行豹氏に進められた九州鉄道記念館に行こうとしたが最後の最後で休館日を引き当てるガバ芸により撃沈。
キングオブ夜行バスにて関東へ帰還した。

ナデ6110形-6141(鉄道博物館)

はかた号を降りたその足で鉄道博物館へ。
開館した年くらいにしか行ってなかったので久々。

 

作中の22000系客車(後のナイロ221)は鉄道博物館収蔵のナデ6110。
煙入っちゃうだめな子だったけど上の採光窓がいけないんじゃ……。

ヨ15(三峰口駅秩父鉄道車両公園)


 

まいてつのまの字も無かった10年前に秩父鉄道乗りに行った時に撮ったもの。
逆から撮ることをしていないあたりが当時の自分のセンスの無さを表している。
ポーレット編で何故か名指しで登場したカ15、背景CGモードだと思いっきりヨ15になっている。



現状自分が判明してる中で行けてないのが東北の青森・秋田で1枚づつ。
まいてつ2では北海道なんかも出てくる模様。さぁ大変だ(しろめ


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