ものべの
2012/4/27  Lose


山奥の村を舞台にしたファンタジックなゲーム。
洗練されたグラフィックと音楽・演出は秀逸。

ただ、ヒロインが少し小さいだけなんだ。エロシーンに恐ろしいまでのこだわりがあるのもいいことじゃないか。
うん、おまわりさんごめんなさい。


作中の地名は現実にある高知県の山村の地名をもじっている上、妖怪やその地域の土着信仰、名産、環境等がそのまま設定に生かされている。
よって場所の特定はある程度目星がつくのだが、その場所が本当にガチ秘境というのが問題。
その場所へは一応バスが出ているものの本数はやはり少なく、国道から外れた場所にある神社や滝なんかは徒歩や自転車では到底無理。
部活で探訪計画を練るにあたり、車運転できる人が居ないので一度は行く事を諦めたが、メンバーの都合で長距離組が自分一人になり
ちょうどこのゲームをやった学科の紳士(免許持)が同行してくれることになり、晴れて高知の山奥へ凸することとなった。


 2012/9/10 〜 9/11

神奈川を出て、京阪神やしまなみ海道巡ってついにたどり着いた高知。
レンタカーで出発し、まずは物語の起点にあった土佐山田駅に行ってみる。


 

まぁわかってはいたけどあまりにも違うw
駅だけ別のところから持ってきたのかな…



車庫にちょうど大栃行きのバスが止まっていた


次に行くのはカヤリノ洞のモデルと思われる龍河洞。
わりと観光名所らしくかなり手前から案内看板が出ていた。

龍河洞に着いて先に探索に出た相方が 町っぽい場所がそこにある と言ってきた。
んなバナナと思って駆けつけると


 

マジだった。てっきり大栃にあるのかと思っていたから驚いた。
マルトチのモデルが潰れていたというスレの報告どおり、左の店は真っ暗だった。



 

龍河洞入り口。CGのような視点は望めないが、狛犬や注連縄などを見るとモチーフにはなっていると推測できる。
階段のすぐ上には龍河洞の入り口の穴がある。


さて、入場料1000円を払って龍河洞に突入。

 

龍河洞内部。見学用にかなり整備されているのでCGのような自然の姿はなかなか見つからない。
狭いうえに雨で増水して水の量が半端ないことになっていた。


なかなか見応えのあった龍河洞を抜け、補給のためにスーパーを探す。
現地の人に聞くと少し走ったところにあるというのでそのとおり走る。
その少しがとんでもない山道を15分近く走る道程だったのは認識のズレというやつだろう…

ともあれ気がついたら海が近いところまで来ていた。
たどり着いたスーパーが



マルナカ…?この付近一帯で展開しているスーパーらしいが。
マルナカ+オオトチ=マルトチ なのだろうか。


お買い物を済ませて一旦国道で高知付近まで戻り、ご飯を食べて再び山登り。
次に目指すのは轟の滝。国道195号をひたすら上り、途中で県道に分岐したはいいが…


 

 

ちょっと国道から離れただけでこの有様である。
険道・死道・臨道なんでもござれ。
運転手のSAN値がゴリゴリ削れていく。


 

深い深い山道を走り続けた奥、こんなところにも集落がある。
なんというか、とんでもないところに来たのだと、腹をくくるしかなかった。


 

オオトメ釜…場所的には。滝のモデル本体は大分にあるらしい。
来年行くのか…?



滝自体は雨の増水で凄まじい勢いだった。
近くに寄ると跳ね返った水で一気にずぶ濡れに。
女郎ちゃんの水(ry



滝を出て、そのまま降りずに迂回路の方を通って大栃へ。
どっちみち凄まじい道なことには変わりなかったが。

ともあれ大栃の町に到着。

 

大栃のメインストリートだろうか。こっちのスーパーはしっかり営業してたのでお買い物を。
トイレを借りたらぼっとんだった。何年ぶりだろう。


 

市営診療所。看板の場所がずれているが。



割りと日も暮れて来たので神社は後に回してひとまず奥物部、別府峡へ。
ノリで一旦別府峡を通過してそのまま徳島の地面を踏みに行く。
前日の午前中に伯方島(愛媛)、昼に高松でうどんを食っているので四国4県を踏破したことに。

べふ峡温泉で貸切状態の温泉を堪能。
鹿肉のホットドッグを食べた後、近くの駐車場で車を止めて中で就寝。



翌日、もそもそと起きて少し上にある紅葉橋へ。


 


橋自体は設定上では大栃の近くの橋だが、見た目的にはこれかと思われる。




ちなみに大栃の近くで車が渡る橋はこれ。


紅葉橋からすぐ近くの茶屋付近で川に降りれる場所があったのでそこへ行くと


 

この景色を拝める。
晴れた空の下なら川に入るのも気持ちいいのだろうが、天気は昨日からずっと雨のままだ。


河原に座って朝ごはんを食べ、持ってきた夏葉と記念撮影。



無駄に階層構造とかやってみたが髪の長い子はやはり難しい…。



下山して国道の途中で曲がり、再び険しい道を登ってひめみや神社本殿のモデルと思われる小松神社へ。


 

小松神社入口。形は微妙だが、注連縄と右側の小さな祠が決め手だろう。


 

本殿への階段。注意して見てたら本当にそのままの場所があった。
作中では596段あってごくろうさん階段と呼ばれるが、実際は373段。
階段途中に373(みなさん)しんどい階段と書いてあったが、自分の場合はさなさん(ry


 

本殿。鳥居の後ろには太い杉が2本並んでおり、同じ視点では撮れない。
作中では本殿到着寸前に赤い小さな橋を渡っており、実際神社の近くの道からうっすらそれらしきものが見えていたが
行く道が見つからず雨が強かったのもあって探索は断念。


 

本殿脇から階段を見る視点。柵がガードレールになっているがほぼそのまま。


 


階段を登る前に小休止、の最中に即興で切ってみたヒトカタ。
うむ、ひどい。

透ボンはすげぇんだなぁ。


このあとは桂浜とか土佐湾眺めたりして最後にひろめ市場でカツオを食べて深夜バスで帰宅。
総移動距離約2700kmの長い長い旅路を終えた。



舞台探訪トップに戻る                   サイトトップへ

2012年夏 阪神・中国・四国ロングラン舞台探訪
1日目 神奈川→大阪 2日目 大阪→岡山 3日目 岡山→広島 4日目 広島→愛媛→高知 5日目 高知県香美市 6日目 香美市→高知→横浜
DRACU-RIOT!
FORTUNE ARTERIAL
DRACU-RIOT!
のーぶる☆わーくす
天神乱漫
もろびとこぞりて
ホチキス
EXE
恋色空模様 恋色空模様 ものべの ものべの